コラム

コーチングが個人と組織にもたらす10個の効果

近年、コーチングは人材育成に効果的な教育手法として注目を浴びており、多くの企業が社内研修に取り入れています。

「コーチングってそもそも何?」

「コーチングを受けることでどのような効果があるの?」

このような疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

この記事では、コーチングの定義、コーチングが個人と組織にもたらす10の効果、そしてコーチングの効果を最大限に引き出すために受講者が注意すべき点について紹介します。

コーチングを社内研修に導入することで、貴社が抱えている課題を解決できるかもしれません。

社内研修や人材育成にお悩みの人事部や経営者の方はぜひお読みください。

コーチングとは?

コーチングとは?

コーチングとは受講者が人生において達成したい目標を明確にし、コーチがその目標達成に向けてサポートするプロセスのことです。

コーチは質問や対話を通じて受講者の自己認識を高め、目標設定や行動計画を受講者と協力して策定します。また、受講者がゴールに向かって進む過程でモチベーションを維持し、障害を克服する手助けを行います。このように、コーチングは個人や組織の成長と発展を促進するための強力なツールとされています。

コーチングでは、コーチが「サポート」役に徹し、受講者が主体的に目標達成に向けて取り組む点において、一般的な学習サポートとは異なります。

受講者が自分自身の目標や価値観を明確にし、自信を持って行動することで、目標達成が可能になります。これにより、個人が持っている潜在能力を最大限に引き出し、持続可能な変化を実現できます。

「コーチング」と「ティーチング」の違い

ティーチングは、知っている人が知らない人に、あるいはできる人ができない人に自身が持つ知識やスキルを伝授することです。そのため、一方通行のコミュニケーションであることが一般的です。

それに対して、コーチングは、コーチが指導やアドバイスを提供するのではなく、受講者が自分自身の目標や価値観を明確にし、自己効力感を高めていくプロセスです。コーチは受講者のリーダーシップと自己決定に焦点を当て、共感的な質問や対話を通じて受講者の成長を引き出す助けを提供します。


語学研修におけるコーチングの役割について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。


コーチングが受講者にもたらす6つの効果

コーチングが学習者にもたらす6つの効果

コーチングは、受講後すぐに変化を実感できることもありますが、その効果は一時的なものにとどまりません。多くの場合、数年にわたって、さらにはキャリア全体や人生を通して、長く影響を与え続けます。

コーチングを受講することで、受講者は主に次の6つの効果を得ることができます。

自己認識を高める

自己認識とは、「他者」という客観的な視点を通して自分自身を知ることです。

コーチからの対話や評価を通じて「自分にはこんな一面もあったのか」と知り、「自分がこれまでに知らなかった面を伸ばすにはどうすれば良いか」について考えることになるでしょう。このようなプロセスは、自己認識を高めて、やがてはあなたが描いた未来を手に入れることにつながります。

柔軟性が養われる

誰しもがネガティブ思考や制限的な考え方など、無意識のうちに持っている考え方の癖があります。しかし、この考え方の癖があなたの目標やゴールを達成するのを妨げている可能性があり、その場合はマインドセットを修正することが必要です。

コーチからのアプローチは、あなたにとって「新しい視点」となるでしょう。そして、その新しい視点を受け入れることでマインドセットが変わるだけでなく、柔軟性が養われることにつながります。

自己効力感を高める

自己効力感とは、目標を達成するための能力を自分が有していると認識することを指します。つまり、「自信」のことです。

コーチングを受けて自己効力感を高めることができると、「やればできる!」と自分自身を信じられるようになるでしょう。自己評価の高さはパフォーマンスの出来と比例します。言い換えると、自分を信じることができれば行動に移し、さらには成果までが変わるということです。

コミュニケーション能力を高める

コーチングとは、コーチと受講者の双方のコミュニケーションで成り立つ教育手法です。そのため、ティーチングと比べるとコミュニケーションが活発になり意見や考えを共有しやすくなります。

コーチングを通じて自己認識が高まったり、自信をつけたりすることもできるようになると、躊躇することなく自分の意見や考えを述べることができるようになるでしょう。


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ワークライフバランスが取れるようになる

コーチングを通じて自己肯定感が高まることで、自分自身のセルフケアやプライベートを大切にする必要性についても学ぶことができます。結果としてワークライフバランスを取れることができるようになるでしょう。

ワークライフバランスがしっかりと取れるようになると、プライベートも仕事もいずれも質が上がり、人生に対する満足度もアップします

メンタルヘルスが向上する

コーチングを受けると、ストレスや不安に対して上手に対処することができるようになります。

自身が不安やストレスを感じたときに、コーチングで身につけた問題解決法や考え方を実践して自分自身で改善に向けた行動を取れるようになるからです。

ネガティブな気持ちに支配されることがなくなるため、結果としてメンタルヘルスが向上することにつながります。

コーチングが組織にもたらす4つの効果

コーチングが組織にもたらす4つの効果

コーチングは個人だけに留まらず、組織にもポジティブな効果を与え、下記のような効果が期待できます。

社員1人ひとりの自律性が高まる

コーチングを受けると、目標を達成したり問題を解決したりするために自分が何をするべきかを考えて行動する習慣が身に付くため、自律性を高めることができます。つまり、指示を待つのではなく、自ら考え能動的に業務を遂行できるようになるということです。

社員1人ひとりの自律性が高まると、管理職の負担が軽減され、オリジナリティのあるアイディアが生まれ、業務を効率的に進められるようになります。

社員のモチベーションが高まる

コーチングはモチベーションの向上につながります。コーチとの対話を通じて、ゴール達成に向けて何をするべきか自分で考えて実際に行動に移すため、目標達成に向けて前向きかつ能動的に取り組めるようになるからです。

社員のモチベーションが上がることで、それぞれのパフォーマンスが高まり、生産性が向上することが期待できるでしょう。

企業への所属意識が高まる

コーチングを通じて、自己効力感が高まり、ゴール達成に向けてやるべきことが明確になるため、社員のモチベーションが高まります。社員のモチベーションが高まると職場の雰囲気が良くなります。そして職場の雰囲気が良くなると、社員の企業への所属意識が高まることにつながるでしょう。

つまり、コーチングを通じて正のサイクルが生み出されるということです。

企業研修の効果が高まる

企業研修を行う際にコーチングを取り入れることで、研修参加者は目的意識を持って研修に取り組むことができ、成果を最大化しやすくなります。

コーチングは受講者ごとにカスタマイズされ、個別の学習ニーズや目標に合わせた指導を提供します。これにより、研修参加者は自分の目標に向かって集中的に取り組むことができます。

また、コーチは受講者のモチベーションを高め、学習への意欲を維持する役割を果たします。特に語学研修のような長期に渡る研修プログラムの場合、研修参加者はモチベーションを持続しやすくなります。


社内英語研修・日本語研修におけるコーチングの重要性について、こちらの記事で詳しく解説しています。


コーチングの効果を最大限に引き出すための注意点

コーチングの効果を最大限に引き出すための注意点

コーチングの効果を最大限に発揮するためには、下記の点に注意しながらコーチングに取り組むことが大切です。

コーチに頼り切らないこと

コーチングでは、コーチと受講者は対等の関係にあります。つまり、ティーチングのように受講者が受け身の姿勢で取り組むと、コーチングの効果を十分に感じることができないということです。

コーチと共に努力する姿勢を見せましょう。コーチに頼り切るのではなく、あなた自身が努力して初めてコーチングの効果を最大限に感じることができることを忘れないでください。

コーチングで全てが解決できるとは思わないこと

コーチングは魔法のようにすべての問題が解決できたり、楽に結果が出たりするものではありません。

あなた自身が課題を克服し、ゴール達成に向けて努力をすることが必要です。そして、それは決して楽なことではないということを頭に入れてからコーチングに臨むようにしてください。

自分に都合が悪いことに対しても真摯に向き合うこと

コーチングでは自分の目標やゴールを達成するために自分の考え方や価値観を改めたり、自分にとって都合が悪いことに対して面と向き合ったりすることが必要になったりするケースがあります。

軽い気持ちではなく、しっかりと覚悟を持ってコーチングに臨むようにしてください。あなたが覚悟を持ってコーチングに取り組めば、コーチも全力であなたのゴール達成をサポートしてくれるでしょう。

双方向のコミュニケーションになるように心がけること

コーチングはティーチングとは異なり、コーチと受講者の双方向のコミュニケーションを通じて成立するものです。

ティーチングのように「受け身」で取り組むのではなく、自分自身がコーチに問われた質問に対する答えを真剣に探したり、ゴールを達成するためにやるべきことについて一生懸命考えたりと「能動的」に参加して、双方向のコミュニケーションになるように心がけましょう。

まとめ:コーチングは個人にも組織にも多くの効果をもたらす!

まとめ:コーチングは個人にも組織にも多くの効果をもたらす!

この記事では、コーチングの定義と、コーチングが個人と組織にもたらす効果、そしてコーチングの効果を最大限に引き出すために注意すべき点について解説しました。

コーチングは、受講者だけでなく組織にもポジティブな効果を与える教育手法です。また、その効果は一時的なものではなく、場合によっては受講者の生涯にわたるほど長期にわたることもよくあります。

しかし、コーチングの効果を最大限に引き出すためには、受講者が能動的にかつ真剣にコーチとの対話に臨むことが不可欠です。

特に社内の英語研修や日本語研修においては、コーチングサポートが学習成果を大きく左右します。言語学習は長期にわたるプロセスであり、継続的なモチベーション維持と個別のサポートが成功の鍵となるからです。


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